ぜろ通信

嘉向徹と保科亮太のブログです。└( ^o^ )┐

team-0の遠くへ行きたい~高雄編〜 ー 世間じゃいつも肩身の狭い僕らにとってはさ、いままさに全身で感じているこの自然にふわっと融ける瞬間さえあれば…

 

ーこれからは「ごめんね」を「ありがとう」でかえそうー

 
 
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ぜろ通信をご覧の皆さん、どうも你好。

先日投稿した一発目の記事やラジオについて、たくさんの方から「吹き出しました☆」というナイスなメッセージをいただき、浮き足立っている我らteam-0。まずは皆さんにお礼が言いたい。超絶謝々。 

お気付きの方も多いだろうが、ぽろぽろチャイニーズが出てしまうのには訳がある。実は、先日とおるとほっしーの二人で台湾南部に位置する「高雄・墾丁・南湾」を訪れていた。今回の真夏の台南を巡る、team-0の『遠くへいきたい』… 

事の発端は春先に遡る。
 
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 《勝手に選挙のお手伝い》もいよいよ大詰めに差し掛かった頃、「ほしなさ〜ん、これからはやっぱり〝over 30 temperature (気温30℃超え)〟にこだわるべきだと思うんですよね〜と、香港帰りのとおるは遠くを見ながらしみじみと話した。 基本的にお互いの提案を深く考えずに「いいね☆」とOKを出す二人なので、この話についてもすんなりと決まった。 ここで、お金も仕事もしない私たちがなぜ海外にヌケヌケと来れたのか。
 

その答えは簡単で、一つは「時間がある」からだ。

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《暇というのは自然に発生するものではなく、自らつくるものである》とはよく言ったもので、我々は定職に就いていないがために、自分たちの予定表は自分たちでつくっている。

そう、皆さんのご想像通り、二人のカレンダーにはなんとも余白が多い。困ったものだ。その代わりと言ってはなんだが、イレギュラーな対応が結構まかり通る。苦し紛れの言い訳である。

いずれにせよ、多くの方からお叱りを受ける対象であることからは逃れられない。日々そのような状況にあるせいか、時折〝Escape願望〟(その場から一瞬で消えたくなる想い)に苛まれる我々にとって、遠く離れた場所へ飛ぶことは大変貴重な時間となる。 

あともう一つは、「格安航空券」でリーズナブルな空の旅が送れるようになったからだ。

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私たちは格安航空券を購入できる、いわゆる『LCC』と呼ばれるもののメルマガを複数登録していて、何かしらのキャンペーンがある度にメールでお知らせが届く。その情報をキャッチして、今回はそれぞれ往復15000円程度のチケットをGETした(もっともっと安くいける場合もある)。

まったく、ナイスな時代を生きられるようになったものだ。お父さんお母さんからのお小遣いを貯めて、または短期のアルバイトを2〜3日フル稼働すれば、隣国でよろしくやれるチャンスが常に私たちの目の前にあるのだ。

飛ぶ目的はそれぞれあるかと思うが、今回もteam-0は《アイデア(閃き)の数は移動距離に比例する》というフレーズを最上級の言い訳として、実際に目で見て肌で感じたことを皆さんにゆるゆる報告したいと思う。

 
〜わかってくれとはいわないが〜
 
 
1.「みんないちいち優しい」
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これはもしかすると台湾の地域性なのかも知れないが、私たちは3日間という短い間に、現地の人々から相当数の恩恵を授かった。 
 

恩恵「地獄へのカウントダウン中に見事キャッチしてくれたお母さん」

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台南の海に夕日が沈もうかという時。いよいよ真夏の墾丁に到着した我々は、一瞬でその独特なゆるい空気に酔いしれた。しかし、ここでとおるには一抹の不安がよぎっていたー。

実は年明けに訪れた台北で、その類まれなる生命力を削りながら(単純にお金がない事もあり)ほぼ全ての夜を野宿でしのいだとおる。その反動からか、日本へ帰国後、体調の悪化を避けられず地獄を味わうという苦い経験があった。

そんな蒸し暑い夜、冷たい汗を額に浮かべていたとおるは、原付に乗った女性にまんまと捕まった。上手くキャッチしてくれたお母さんは、2人合わせて700元(約2800円)という破格?!で彼女のホテルに泊めてくれた。シャワー・トイレ・クーラー完備、ベッドは大きなサイズで一つだが、車中でも一つの布団で寝てしまう2人なので、とても快適に過ごすことができた。

私たちは翌朝ホテルを出るまで〝何か分からないことがあったらお母さんに聞こうね〟という大いなる安心感に包まれていた。あのお母さんにまた「ただいま」と言いたい。 

 

恩恵「灼熱の南湾からオアシスへ導いてくれたお母さん」

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帰りの高雄までバスに乗るつもりだった我々を、バス停で待ち受けていたおじさんが「そのチケットで目的地まで送ってあげるよ!」と声を掛けてくれ、その相棒らしい女性がタクシーで現れた。

どうやら彼女も天使だったようで、バスだと片道3時間の距離を車内環境快適なプリウスに乗せて2時間ちょっとで目的地まで運んでくれた。道中とおるはいびきをかいて寝ていた。車内では二人の好物であるマンゴーの振る舞いもあった。なんとそれだけに留まらず、「なんか美味しいご飯が食べたいな〜」と言えば、オススメの安価な食堂まで案内し、注文までしてくれた。おまけに「なんか安くて良い感じのホテルないかな〜」と言えば、手持ちの携帯電話でひたすらベストな宿を探してくれた。

私たちは、そんなお母さんの持つ携帯の待受画面に写る娘さんとのツーショットをチラ見しては、心がじんわりした。 

 

恩恵「これぞ〝台湾美男〟なコンビニの青年、地下鉄の駅員さんたち」

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まあよくあることなのだが、海外では生命線となる“Wi-Fi”を駆使できず、グーグル先輩を呼べない時には、何度も道が分からずあたふたした。

そんな折に思い切って彼らにエクスキューズすると、今やっている仕事をそっちのけで、なんと持ち場を離れてまで親切に行き先を教えてくれた。「すごいな〜、日本でここまでしてもらえることって多分ないよね〜」なんて感心していた。 

 

恩恵「ザ・大衆食堂のお母さん」

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最後に入った大衆食堂で、丼物と麺類を食べ終わって席を立とうとした時に、「あなたたち、日本から来たの?まあまあ、これも食べていきなさいよ」と2人の大好物となった「水餃」をお母さんがサービスしてくれた。ダメ押しの一発に私たちは感嘆した。 

 

恩恵「とおる的に一押しだったお姉さん」

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帰りのフライト前、久しぶりに衝動買いをしてしまい、興奮気味にペアルックではしゃいでいた2人。そんな我々へ台湾からのプレゼントとして、これぞ〝アジアンビューティー〟と言わんばかりの美しいお姉さんが、搭乗受付の持ち場を離れて一緒に写真を撮ってくれた。悲しい男の性である。 

 

ここまでくると、なにが彼らのサービス精神を向上させているのかが分からなくなる。思わず手を差し伸べたくなるような子犬オーラを自分たちが放っているせいなのか、もしくは出逢った台南の人々が親日だったからなのか…

しかしながら、有難いことにこの〝いちいち優しい〟環境に身を置くと、自然に感謝の気持ちが湧き出てくる。 

『なんか最近、感謝が足りてないな〜と感じてる人は、ここに来るといいね。』

日々の生活のなかで「すみません」や「ごめんなさい」が多い我々にとって、「ありがとう」と「マジ謝々」でいっぱいの道中は多幸感で満ちていた。

 
 
2.「〝over 30 temperature (気温30℃超え)〟の産物」
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『お父さん、お待たせしました!ご覧ください!このナイスなビーチを!!』

 私たちは胸を躍らせながら砂浜の上を飛び跳ね、勢いよく母なる海へダイブした。

〝これだ。この瞬間を欲していたんだ。よく巷には「幸せになる」とか「自由になる」って言葉が溢れてるけどさ、24時間MAX幸せに、365MAX自由になれてる人なんているのかな。世間じゃいつも肩身の狭い僕らにとってはさ、いままさに全身で感じている「きれいな海サイコ~。」という喜びと、「マジ浜風気持ちいいな~。」という心地良さがあればいいんだ。そう、この自然にふわっと融ける瞬間さえあれば 

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私たちはきれいな海を眺めながら、たわいもない話をするのが好きだ。よく遊びに行く日本海でも、テトラポットまで泳いでいき、その上に座って佐渡を眺めながら好きな女の子の話をしてたりする。

とおるの目論見通り、30度超えへのトリップは当たりだった。

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朝方から老人たちが砂浜にとぼとぼ集まりはじめ、ビーチパラソルを開き、その陰にイスを置いてのんびり風に吹かれている。路上では、首輪のない犬があいさつをするように真横を通り過ぎていく。いちいち冷たい飲み物がのどを鳴らす。暑すぎるがゆえ、いつもよりさらに余計な考えがなくなり、ほとんど本音しか出てこない。

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海岸線沿いにある墾丁のメインストリート。「夜市」は若者の活気で溢れていた。ふわ〜んと流れるゆるい空気と、take it easy(なんとかなるさ)の雰囲気に、「これですよこれ〜、待ってましたよ〜」なんて思わず二人顔を合わせてニタニタしたものだった。

夜市とは、日本でいうところのお祭りなどで立ち並ぶ露店がズラ~ッと続いている感じで、ついあれもこれも手を出したくなるような魔法にかけられてしまう。私たちは物に対しての購買欲はあまりないのだが、ふと美味しそうな匂いをキャッチすると「食いしん坊万歳」のセンサーが敏感にはたらき、気付くと二人で目当ての物を半分こにして食べている。

ベッドも半分こ、食べ物も半分こ。最近2人は「付き合っている説」からまた一歩進み、先輩方から〝にこいち(2人で1つ)〟の称号を授かった。

 

それにしても、やっぱり南国は暑かった。

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基本的に上裸になるスタイルが多い嘉向徹。帰国後、3日間台南の日光をダイレクトに浴び続けていた彼の表情は、もはや「いいコンディションで開幕を迎えることができそうです。」と意気込むキャンプ帰りのプロ野球選手であった。
 
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「後半へ~続く。」(ちびまるこちゃんでお馴染みのこのセリフを流したい)